ヤマイモ死

これって実際頻繁にある話なのか。

いなか、の、じけん(ヤマイモ不審死編) - メレンゲが腐るほど恋したい
穴に体を突っこんで「これは1メートル以上ある大物!」夢中になって掘っていると、足のほうの土が崩れて完全に逆さまになってしまう。あがいても体勢を立て直すことができない、穴の中でわめいてももとより山の中でまわりには誰もいない、そのうち血が頭に下がって苦しくなってきて…

今昔物語(元々は大日本法華経験記とかいうのにある話らしいとかなんとか、よくわかりません)に猿が生き埋めになる話があるそうで。

http://www.h6.dion.ne.jp/~chusan55/mukashi4/312mukashi.htm

で、この話の舞台が新潟なんですけど、そこで人柱が明治時代昭和12年(でした)に見つかって、それらが「地滑り」というキーワードで結びついたりする土木ファンタジーとしか言いようが無い話があって、すごく面白いんですけどうまく紹介できないので、とりあえず写真を貼って寝る。

これ見たとき、悲鳴あげました。ほんとに。

追記

上の写真は新潟県上越市板倉区にある「地すべり資料館」の展示物で、上記のお話の2匹の猿にはモデルになった人間がいたのじゃないかという仮説を表した展示です。なんでも実際に穴を掘ってこれと同じ事をやってみたりしたのだとか(奥ののぼりは多分そのときの物)。新聞の切り抜きが展示されていた記憶があります。もう一回じっくり見に行きたいなぁ。