動画ってびっくりするほど手軽になっている

撮影・編集・公開のどのフェーズもここ数年で期せずして急激に環境が整ったというか。
まず、撮影。一眼レフは別だがデジカメで動画が撮れる。しかも保存媒体の安さ。ギガバイト単位のメディアが一昔前なら考えられない値段になっていて容量をさほど気にせず写真のついでに動画がとれる(足りなくなったらコンビニで普通に売ってるし)。
次に編集。デジカメで撮影したならPCに取り込むのはファイルのコピーで完了。静止画と変わらない。ビデオカメラで撮影したものでもDVカムならFireWireのボード買ってくれば取り込める。せいぜい2・3千円だ。編集ソフトもWindowsMac両者とも標準でついてくる。国産メーカーのPCならさらに独自ソフトがついてくるかもしれない。windowsの方は使ったこと無いけどiMovieに関して言えばこれがおまけでついてくるのはすごいとしか言いようが無い。ちょこっといじっただけでそれなりの見栄えの動画が作れちゃうんだから。
そして公開の手段は言わずものかな。YouTubeでもニコニコ動画でもよりどりみどり。
で、これらの各フェーズが「動画前」にやってたことから追加コストなしに出来ちゃう所がすごいのだ。PC使っててデジカメで写真撮ってる人ならすぐに動画にも手が出せる環境が知らないうちに出来上がっている。びっくりである。去年僕がびっくりした。
で、この記事なんだけど

地方自治体 観光PRに 「ユーチューブ」活用広がる : J-CASTニュース
自民党社民党などが動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」での広報活動を始めて注目を浴びるなか、地方自治体もPR活動に活用する例が増えている。

自治体に限らず動画は「高嶺の花」じゃないってことがもっと世の中に浸透すればいいなーと思う。事務所にある普通のパソコンで普通に扱えるものなんだから。ついでに、ネット上の無料で提供されるリソースももっと活用されて、もっとカジュアルに情報が出てくるようになってほしい。ダム管理者関係でもいくつか普通のブログサービス利用した所が出てきてるけど、もっと活用されたらなーって思う。洪水調節後の解説エントリーと放流動画。僕は見たい。