ダムガイドブック作るとしたらこんなイメージ?

廃墟紀行

廃墟紀行

本屋で平積みされていたので買ってきた本。全国の廃墟が網羅されててB6版・200ページ程度で持ち歩くのに便利そう(いや、廃墟の所在地はかかれてないので持ち歩いてもあんまり意味無いんだけど)。しかも値段が600円で安いのだがモノクロの2色刷り。やっぱりこの手の本はカラー写真がほしい気がする。
あと、ちょっと気になったのが軍艦島のページで

軍艦島」が保存されて残るのは嬉しいが、世界遺産になってしまえば廃墟でなくなってしまう。そのことは我々廃墟フリークにとって、複雑な気分である。
(廃墟紀行 p199)

って、書いてあって「廃墟」の人にとって「廃墟」というのはどういう物なんだろう。整備されて公開されたらもう「廃墟」じゃないのかな、みたいなことを思った。これ以外にも産業遺構的な物がいくつか掲載されているんだけど、忍び込まなくても普通に見られる方向に持っていこうとする考えってあんまり無いのかなぁ。