「脱ダム宣言」と川辺川ダム事業に関する熊本県知事表明を比較すると

住民に対して川辺川ダムを造らなかった事に起因する治水上のしわ寄せを受容する必要があるよって事を暗に盛り込んでる部分というのが大きな違いなのかな。
脱ダム宣言の場合

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以上を前提に、下諏訪ダムに関しては、未だ着工段階になく、治水、利水共に、ダムに拠(よ)らなくても対応は可能であると考える。故に現行の下諏訪ダム計画を中止し、治水は堤防の嵩(かさ)上げや川底の浚渫(しゅんせつ)を組み合わせて対応する。利水の点は、県が岡谷市と協力し、河川や地下水に新たな水源が求められるかどうか、更には需給計画や水利権の見直しを含めてあらゆる可能性を調査したい。

と、ダムに寄らなくても同じ程度の安全性は保てるし、水の需要もまかなえるって明言している。