というわけでネタでした


放流の映像を見たら一発でご理解いただけたと思いますが、ネタです。エイプリルフールです。滝沢ダムなんか行ってません。会社で仕事してました。配信された動画も見てません(ファイアウォール越えられないみたいで。ポンプはタイマーで動作させました)。ごめんなさい。

こんな感じで、水槽と写真をセットし、USBのカメラ(手前の白い機械)で撮影しました。左の黒いのはライトです。

放流させる為に、水槽用の濾過装置を利用しました。機械には手を加えずフィルターを取り除いただけなので戻せばちゃんと使えるはずです。あとで金魚でも飼おうかな。

ご覧のようにダムの部分は全部紙で出来てます。接着はガムテープと、行き当たりばったり工作の最強タッグ。テトラポッドの時も思いましたが紙って意外と丈夫です。濡れたくらいじゃ破けません。

写真は普通のインクジェットプリンタで印刷したのですが、そのままだと色がすぐあせそうだったのでこういう用紙買ってきて印刷後ボール紙に貼付けました。でも意外とコピー用紙に印刷した程度でも大丈夫だったりして。ちなみに写真の滝沢ダムは3月30日に撮影したものを使用しています。


動画の配信はUstream.tvを使用しました。簡単に説明すると、簡単にネットで動画の生中継をしてくれるサービスです。どれくらい簡単かというと、パソコンにウェブカメラ(USB接続するビデオカメラ、PCショップに行くと「テレビ電話用」みたいな感じで売っている)を接続して、Ustreamのアカウントを取得し(無料)サイト上部にある「BROADCAST」のボタンをクリックするだけ。基本的にソフトのインストール等一切不要(ブラウザ上でFlashが動けば良い)でネット上にリアルタイムでビデオカメラの画像を配信できてしまうんだから凄いです。
で、まあ、今回のネタで何が言いたかったかと言いますと、ネットさえ繋がればいろんな意味でお手軽に生中継なんて事もできちゃうんだぞという事です。インターネットにつながるLANケーブルさえ手元に延びてれば(もしくは無線LANの電波が届けば)あっという間にどこでも実況中継が出来ちゃう。今日はカメラの先にあったのは写真の滝沢ダムですが、実際の滝沢ダムだって中継できちゃう訳ですよ。ほら、きっと国土交通省水資源機構だったら専用の光ファイバーな回線でLANが構築されてて高速なネット環境が山奥のダムの管理所でも実現してるんじゃないでしょうか。これにノーパソつないでDVカムをIEEE1394で接続すれば…。
で、まあ、今までも(おそらく防災等を目的として)ダムの画像等を配信してる所が有ると思うんですけど、もっと手軽な感じでどんどん今回みたいな画像をリアルタイムで配信してくれたら楽しいのになー、と思います。現在も、一般のブログサービスを利用してるダムはいくつかありますし、地方自治体がYouTubeを利用して動画配信している例なんかもある(地方自治体 観光PRに 「ユーチューブ」活用広がる : J-CASTニュース)。配信する手段を自前で用意する事に固執しなければ、かなり安価にいろんな事が出来るんですよね。
H2Aロケットの打ち上げのときにJAXAが生中継する番組をネットで配信していたりしますが(かなりしっかりした作りなのでおそらく制作会社みたいな所に委託して製作しているんでしょうが)、そこまで行かなくても手持ちのコマでなにか面白い事してもらえないかなぁ(昨今の情勢的に予算はあまり使わずに)なんてちょっと思います。どっかにそんな事やってくれそうなお調子者で迂闊な感じのダムの中の人は居ないですかね。