黒部の太陽カレーを考えた
すっかり、有名になった「ダムカレー」ですが、全国各地で「ご当地」ダムカレーを作る動きがあるようで。その中でも長野県大町市ではこんな取り組みがあるようです
http://www.shinmai.co.jp/news/20090807/KT090806GUI090005000022.htm
大町市などの飲食店が、観光客の多い立山黒部アルペンルートの「黒部ダム」(富山県)を模した「黒部ダムカレー」を売り出している。6日、同市内で発表会と試食会があり、8店舗がそれぞれのカレーを紹介した。
サイトも立ち上がったりしてる
でも、確かに大町市は立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口ではあるけど、黒部ダム自体は富山県にある。となるとご当地とするならダムマニアの宮島さんが書かれている通り、地元のダムの方が良いような気がするけど、でも知名度を考えたらまあ微妙だなという気はしなくもない。
そこで、僕が提案したいのは、これ。
アーチじゃないし、そもそもカレールーが無いじゃんと思われるかも知れないが、違うのだ。このごはんが表現してるのはダムではなく後立山連峰なのだ。
このカレーは黒部ダム建設で最も難工事となった大町トンネル(現関電トンネル)を表現したカレーで、この表面の白いごはんの中には
破砕帯を表現したドライカレーが入っている。
掘削を開始ししばらくは順調に進んだもののやがて地質上の問題から思うように掘り進めなくなり、そして
黄身によって表現される大出水である。実はごはんとドライカレーのルーによる圧力(カレー圧?)によって黄身が潰れてしまって掘る前から黄身が染みでたりしてたのだがもうサンプル食べ過ぎてお腹いっぱいなのでもういいです。
というわけで、思いついたときにはこれだ!と思ったけど施工が思いのほか難易度高くて大変でした。あとは大町市の人に一方的に投げる。