マニアとGIS

もうちょっと前向きな話。
「物」を対象とするマニアは「動産系マニア」と「不動産系マニア」の二つに分類できて、後者は特に地理情報システムと相性が良いのでは、と思った。いきなり何のことだという話だが、切手や鉱物、プラモデルなど対象を収集したり自分で作ったりするものが前者、そしてダムや工場・団地といったものは後者だ。鉄道の場合は鉄道模型は前者、乗り鉄は後者になるだろうか(微妙に不動産という言葉からはずれているような気がするが)。
で、後者の場合対象を直接収集するわけじゃないので、対象の差異はあれど現地に行って記録して整理するという行為が行われるんじゃないかと思う。で、この「現地へ行く」と「記録して整理」という両方に位置の情報というは必ず付いて回るんじゃないかと思うのだ。ほら、もうGISの出番でしょ。
で、ネット上見まわしてみると、ソーシャルマップ的なものは数あれど、割と特化した地図サイトって見当たらなかったりする。あるいはGoogle Maps APIやマイマップ機能を使った自サイトのデータのみを表示するような局地的な活用のされ方とかなり両極端。
このあたりを狙ったサイトを作れば割といろんな人に便利に使ってもらえるような気がするんだけど、どっからどこまでどういう風に手をつけたらいいか迷っている。やっぱりダムは条件が良かったんだよねぇ。最初から出口がよく見えた。