「この世の終わりのような風景」

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この世の終わりのような風景を求めて(登 大遊@筑波大学情報学類の SoftEther VPN 日記)
http://d.hatena.ne.jp/softether/20050813

私がダムを見て回りたいと思った感覚はこの感覚に近いなぁと思う。必要以上にでかい物や必要以上に大量な物などを見たときに、心がぐらぐら揺さぶられて居たたまれなくなるような感覚だ。
知識が増えるにつれ、このダムの形式は…なんていう見方も確かにあるが、基本はここだなぁ。
というわけで、私一押しの「この世の終わりのような風景」を。
群馬県草津温泉のはずれにある品木ダム

写真があまり良くないので切迫感があまり伝わらないのが残念なのだが、薄暗い山間にエメラルドグリーンの湖。「神秘的な湖」といった風に紹介されている観光案内を時々目にするが、はっきり言ってそんな生やさしいとこじゃないと思う。

で、極めつけが堰堤そばにとめてある浚渫船。サビ具合が何とも…。
ついでに隣の六合村にある野反湖は、初夏に行くと草原にニッコウキスゲが咲き乱れていて、「臨死体験で見る光景はこんなのかなぁ…」といったような、ちょっと有りえないような風景が広がっている(iPhotoひっくり返して撮った写真探したけど無かったので普通の写真)。

個人的には吾妻地域のダムはちょっとした地獄巡りだと思う。