日本の川と流域地図を作ってます

今年の後半はしばらくいじってなかったDamMaps関係のあれこれにきちんと取り組もうって思っててそれで8月の終わりくらいからこんなサイト作り始めました。

あめDamMaps
http://dammaps.jp/ame/

リアルタイムの降雨状況にダムのあれこれを載せてみるみたいな、大雨の時の「ダムの自宅監視業務」に便利なようなものを目指して作り始めた、まだ試作レベルのサイトです。
で、ちょこっと作ってみて使ってみるとまー使えないと。とりあえず、これ川とか流域もうちょっとなんとかならないかなーって思ってもうずっと使ってみたかった国土数値情報のデータの活用にちょっと本気で取り組んでみようかなと思って調べてるうちにどうやらQGISというツールを使うとデータ直接いじれそうだとわかって、実際使ってみるとびっくりするほど簡単に表示できて、参考書買ったりしてなんだかんだごちゃごちゃいじってるうちに地図タイルまでできちゃいました。まさかこんなもの作ることになるなんて1ヶ月前までは思ってもみなかったよ。

DamMaps:川と流域地図(暫定公開ページ)
http://dambiyori.sakura.ne.jp/ryuiki/

こちらもまだできちゃったので試しに公開してみたという試作版レベルでして、現在実用になるようにあれこれ作業しています。わかりやすくビジュアライズするのってむずい。
で、こういう経緯で作り始めたものなのですが、作業やってる中で

「流域地図」の作り方: 川から地球を考える (ちくまプリマー新書)

「流域地図」の作り方: 川から地球を考える (ちくまプリマー新書)

という本を見つけて読んだり、ちょうど開発中に発生した東日本の台風の影響の大雨災害で流域の話が出てきたりして、流域の情報が手軽に手に取れる場所にあれば思いの外役に立ったりするかもなぁみたいなことを思ったりしてるのですが、まあ、あんなことこんなこと考え始めると収拾つかなくなるので、とりあえずはしっかり足元見て、まず自分で使うこと考えて、みたいな感じで休みの日もそれほど出歩かず家でよたよた開発しております。
ちなみに、QGISはちょうどいいタイミングで解説書の新版が出版されて、始めるには良いタイミング。
QGIS入門 第2版

QGIS入門 第2版

[オープンデータ+QGIS] 統計・防災・環境情報がひと目でわかる地図の作り方

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