なんか書きたい事とか全部書いちゃったので

八ッ場ダムの作る・作らない話と、それにくっついてきた建設中ダム見直し話は、もうすっかりど真ん中で政治の話になってしまったので、僕がブログであれこれ言うことじゃないなー、ということでまあ基本的にこのブログではスルーするつもりです。っていうか、専門家でもない普通の人が聞きかじりの知識でどうこうできるような性質の問題じゃないと思うので、世に溢れてる言説になんとなく乗っかってあんまり適当なこと言わない方が多分いいと思うんですよ。あの例の「工事の進捗率70%は嘘」の話も、その真偽って来年の春くらいには分かっちゃうんですよね。ほんとに全然完成しなければいいけど、開通しちゃったらなんて言い訳するんだろ、とか。
で、昨日TV Bros.読んでハッとさせられたんだけど、あ、そういえば、こういうノリでダムのサイトって始めたんだったんだよなーって言う事を思い出したんですよ。「ダムっていろいろ言われてるけど面白いよ」みたいな。だから、多分今も同じようにすればきっと良いんじゃないかなーみたいな事を思ってます。いや、何に対してかよくわからないけど、少なくとも「ダムで観光振興」みたいな事を考えてる水上や大町みたいな所の存在とか、なんか抵抗勢力みたいに扱われてる川原湯温泉の今後とか、なんかそういうことを考えたとき(って自分を買いかぶりすぎで大げさだと承知の上で書きますが)僕の立場で出来る一番の事って、きっちり「浮かれる」事なんじゃないかなーって。もう、「やんばあさっての会」とか立ち上げちゃう勢いでいろいろ面白がろう、と(いや、何する団体かはよくわからないけど)。
「建設の是非」という視点で見たときは治水や利水、自然への影響やコストというようなしっかりした論点を決めてそれに対してきっちり議論することが必要だろうけど、もっと広い「世の中に存在するダムというものの位置付け」という視点で見たとき、「建設の是非」のとき上げられたような論点には収まらないようなもっと多様な物があったほうが世の中的には良いんじゃないかと思うんですよ、なんとなく。それを膨らますことに注力して行く方が良いんじゃないかなーとか。
と、まあ、こんなことうだうだ書いてる時点で相当クヨクヨしてるということがバレバレな訳ですが、ぼつぼつとやる事はやってたりしてます。雪が降るまえに行かなきゃいけないとこには行っときたいし、そういえば再来週は信濃川プロジェクトの日じゃんどうしようとかおろおろしてたりしてるし、次期DamMaps作る為の準備してるし(作る為の準備という点に注意)、ダムは依然として全国に2500以上有る訳ですよ。
で、この文章どうやって終らせたらよいのか分からなくなってきたのですが、あ、そうそう、INTERNET Watchというサイトの「趣味のインターネット地図ウォッチ」という連載で、DamMapsを取り上げていただきました。ありがとうございました。

【趣味のインターネット地図ウォッチ】 第72回:全国のダムの位置がわかる「DamMaps」 ほか -INTERNET Watch

八ッ場ダムが揉めたから取り上げていただけたのかなーなんて考えると、世の中なにがどうなってこうなるかわかりませんねー。