うろうろしてた

『ドボク・サミット』(武蔵野美術大学出版局)刊行記念 ドボク・エンタテインメントと新景観」を聞きにいく為に土曜日東京までで出したのですが、ダムナイトの話のネタがなんかないかという事で神田の理系古書専門店な明倫館書店にちょこっと寄り道。で、見つけた本。

間組の海外向けパンフレット(1967って書いてあるから今から40年以上前のものか)らしい。表紙は建設中の黒部ダム。大町トンネル掘ったのは熊谷組ですが、ダム本体は間組です。

あの右岸にひっそり展示してあるコンクリートバケットが宙を舞っています。
で、表紙見てもう買う気満々だったのですが、中を見たらまたすごい。やたらカラー写真が有るんですよ。

佐久間ダムもこんなに白い。

中空重力式の畑薙第1ダムの建設途中の写真。
こんな感じでカラーと白黒の写真入り交じって全60ページほどのパンフレットなんですが、そのうち冒頭20ページ程が佐久間・畑薙・御母衣・黒部とひたすらダムで、間組といったらやっぱりダムかー、みたいなことを思ったのでした。
で、そのあと池袋に移動して時間があったので人生二度目の二郎を食べたら案の定胃にずっしり来て若干後悔しつつジュンク堂のイベント会場へ。
トークセッションは非常に面白かったのですが(「目ができる」とか「廃墟は笑いが欠けてる」とか、あと「ダムは良い人が多い」もw)、いま思い返すと廃墟の話と同じように鉄道と比較しての話も聞いてみたいなーなんておもったり。鉄道の今有る姿がドボクの未来の姿となるのかとか結構気になる。
そういえば、駅ホームの端っこでたまに見かける鉄道の写真を撮影してる人って、撮った写真どうしてるんですかね。やっぱり自分のサイト作ってそこに掲載してたりするのかな?

ドボク・サミット

ドボク・サミット