TEPCO電源PR・須田貝が閉館してしまうので行ってきた


群馬県みなかみ町利根川源流エリアは、「ダム入門」として最適と有名な場所とされていました。ダムの形式として代表的な「重力式」「アーチ式」「ロックフィル」の3つの形式のダムを1日で見て回ることができる上に、平日祝日問わずいつでも水力発電所の見学が出来る「TEPCO電源PR館・須田貝」の存在。そんな、「TEPCO電源PR館・須田貝」が今年の11月いっぱいで閉館してしまうということで今日行ってきました。

入り口には閉館を知らせる案内が

見学会は時間さえあえば当日ふらっと行って参加することが出来たのが此所の良いところでした。以前は毎時間出発くらいの勢いで見学会してたんだよなぁ。
今回参加したのは13:30の回。本当に最後の回になってしまいました。ほかに近くに住んでいるという方と、たまたまこのPR館にいらっしゃったらしい3人組のグループの人が参加されてました。

今日の水上はご覧のように雪模様。でも藤原ダムのあたりではまだ雨っぽかったんですよ。大分標高が違うんだろうな。そういえば、冬気象に関するニュースで「群馬県水上の藤原では…」というようなことをアナウンサーが伝えていたりしますが、その藤原というのはちょうどこのあたりなのだそうです。観測機器がこの近くに有って、たまに気象台から「ちょっと様子見てきてください」と連絡が来たりすることがあったとか。

須田貝ダムをこの距離でこのアングルから眺める為には、この見学会に参加するしか有りませんでした。そういう意味でも残念であったり。ちなみに発電所の中の写真はあまり公開しないでほしいということなので掲載は控えさせていただきます。インクラインのトンネルとか格好良いんだよなぁ。あと発電機をばらすための工具類一式が固定して閉まってある板とか。まあ、ネット上探せば写真はあるんじゃないかな。以前はわりと緩かったし。

ちなみに、この奥にある八木沢ダムへと至る管理道路も一般開放は11月30日まで。でも関係者は通行出来るように真冬もガンガン除雪するらしいです。