「ダム番号」であれこれ

ダム便覧とそれをそのまま使ってるDamMapsでユニークなIDとして使用されているダム番号。4桁の数字で扱いやすいんだけど、あれこれやろうとすると結構面倒くさいことに突き当たる。次期バージョンを考える上であれこれ思ったことをちょっと書いてみる。

「ダム番号」≠ダムの番号

一言で言ってしまえば、ダム番号はダムの建設事業の番号である。たとえば、天ケ瀬ダムには1403という番号がつけられているんだけど、その再開発事業に3025という番号がつけられている。天ケ瀬ダムの再開発事業というのは「既設天ヶ瀬ダムの左岸側にトンネル式放流設備を建設し、新規水道水の供給等を図る。(http://wwwsoc.nii.ac.jp/jdf/Dambinran/binran/All/All_3025.html)」ということなのでダム自体は変更は無い。DamMapsはその辺り考慮せずにあるデータをそのまま出力してるから地図上で二つのダムのアイコンが重なって表示されてしまう。

コード自体に意味は無い

基本的には北の方から若い番号が割り当てられて南に行くにつれて数が大きくなるのだが、新規事業などで要素が追加される場合はどんどん大きい数字が割り当てられてる感じ。おそらくコードからなにか読み取くことはできないんじゃないかと思う。

コードはUIだ!

で、まあ、そういう話になるんですが、内部的にはダム番号をIDとして使用しない方向に持っていく必要があるのかなぁ、という気はする。基本となるのは…やっぱり構造物か。それにダム番号がぶら下がるような感じ(逆に表にはダム番号が今と変わらない感じで出てくる)。でも胆沢と石渕みたいな関係はどうするんだ?構造物としては別物だから管理としては別口かな。あと、手作業はどうしても出るよなぁ。うーん。