「伊集院光・日曜日の秘密基地」3月で放送終了

今日のスペシャルウィークの特番、なんか最終回みたいな内容だなって聞いてたら番組最後に放送終了の告知。もうこのままずっとTBSの看板長寿番組として続くんじゃないかと思っていただけにあまりに突然であっけなく告げられたこの知らせをまだうまく消化できないでいる。
伊集院光のラジオを聞き始めたのは高校生の時、TBSラジオのUP'Sからだ。さすがに平日3時まで起きてるのは次の日厳しいのでテープやMDに録音して社会人になっても聞いていたんだけど、でもそれも2002年くらいまでだったと思う。たしか「変死体」のCDの企画くらいまで、「若手芸人」が沢山出だしたころからなんとなく面白くなくなって聞かなくなったような覚えが有る。
だから番組の放送開始から聞いてる日曜大将軍・日曜日の秘密基地の方がおそらく長い期間聞いていたことになる訳で、僕の中での伊集院光像はこの番組の伊集院光になっているような気がする。
伊集院光を評する言葉としてラジオの「黒伊集院」とテレビの「白伊集院」という表現が有るが、秘密基地の伊集院光はそのどちらでもない「日曜日の秘密基地伊集院光」という感じがあってそれがものすごく好きだった。ちょうど学生の頃聞いていた「黒伊集院」としか表現できないようなの頃の猛烈エネルギーを燃料に上手に燃焼させてエンジンをまわしてるといった感じで、むやみに高出力ではあるけど静かで安定した走りに毎週魅せられていた。でも、それに飽き足らなくなったということなのだろうか。今日の放送中「30くらいの時がピークだった」みたいな事を言っていたから、燃料の残量が気になりだしたという事なのかもしれない。
ともかく、秘密基地を終わらして馬鹿力1本に注力するらしい。そのチャレンジがどういう事なのか、どういう風になるのかよくわからないし、僕の好みのベクトルと果たして同じ向きなのかよくわからないけど、まあまた久しぶりに深夜の馬鹿力を聞いてみようかな、とは思った。