松ヶ根乱射事件を見てきた

パスカルズが音楽を担当してるという事で気になっていた「松ヶ根乱射事件」。高崎で上映してるというので見てきた。一言で言えば「嫌な映画」。出口の無さ加減が半端じゃないし、登場人物に出口を目指そうという気もさらさらなくて、ただただズブズブその場に沈んでいくだけ。映画見た後にあそこ寄ってあれを見て…なんて見る前考えてた楽しい気分が全部吹っ飛ばされて、真っ直ぐ家に帰ってきてどよーんとしています。
ラストに全部を飲み込んで「日常」に戻してしまった「力」はなんなんだろう、っていうか、世の中そんな風になるのだろうか、という部分を捉えることが出来なくてなんとも落とし所にこまる感じです。