ぼくたちの、ねがい。

放浪息子(6) (BEAM COMIX)

放浪息子(6) (BEAM COMIX)

放浪息子の6巻がもう売ってたので買ってきた。まだ読んだことがない方は是非この機会に。絶対お勧め。
交換日記に演劇の脚本と、自分の思い通りの願望を形にすることができる手段を手にする一方で、自分の思い通りにはいかない事が突きつけられる現実。そういう理想と現実のギャップに苦しむ構造を、形をかえて人をかえてひたすら繰り返し繰り返し描いてるというのが中学生編に入ってからの印象でしょうか。なんというか、身につまされます。いろんな意味で。
それにしても、「ぼくは毛深くならないし、声変わりもしない…」と泣きながら訴える二鳥君がどう第二次性徴を迎えていくんでしょうね。先は気になるんだけど、見るのがちょっと怖い…。