あれ許せないのもなんだか世知辛い

大晦日は久しぶりにまとまった時間テレビ見ました。紅白から行く年来る年でさだまさしの番組とNHKずーっとみてました。あ、第九の第四楽章だけは聞いた。
まあ、あれを見て「馬鹿だねぇ」と流せるくらいの余裕がほしい気がします。っていうか、本気で問題だと思っている人はどれだけいるのかね。まあ、最後に登場した北島三郎が「ばかやろー」って怒るといった展開になればきっちり落とせたのかもしれんけど。
氣志團からDJ OZMAなんていうキャラクターに乗り換える身のこなし方を見ていると、この人自分の役割がきちっとわかっていて空気が物凄く読める人なんじゃないかと思うんですよね。だから、自分に要求されているギリギリの部分に勝負をかけて結果的に失敗したというか。カメラが「これはネタだ」って分かるような風に撮れていればここまで問題として取り上げられるようにはならなかった気がする。
個人的にはこのDJ OZMAで変に盛り上がった後にアンジェラアキ・さだまさしがしっとりクールダウンして徐々に盛り上がってきて大トリの祭りという流れがとっても良かった。新宿コマ的な物は大晦日によく合うかもしれないな、という気がした。