昨日のエントリのアクセスがやたら増えてる

で、懲りずに「時をかける少女」の話なんですが-速報ダム日和
※思いっきり、ネタバレです。

といっても、ついさっき追記部分でラストの構造について書いてからなんですが、なんかアクセス数が急増してます。そうじゃなくても「時をかける少女」でたどり着く人多いですし、この調子で口コミで認知度が上がって近所の映画館でもやってくれるようになればうれしいですけどねぇ。できれば残暑の厳しいうちくらいまでに。
で、ラストのあの部分なんですが、多分、ここは単純に解釈すると矛盾が出たり無理がでたりと、まるで知恵の輪みたいにかなり意地悪に練りこんでつくったんじゃないかと思うんです。観客がええっ!と思っているように真琴もええっ!と思っていて、おそらくなんで増えたのかをちゃんと理解してるわけじゃなくて、でもいっけぇぇぇって駆け出しちゃう。でも、その疾走感がやっぱりたまらないんです。
ただ、その疾走感だけで終わらせないよ、というのがここのトリックなんじゃないかと思うのですが、さっきの文章書くのに絵コンテをじーっと読んでいて気づいたんですけど、すぐ思いつきそうな新しい概念や定義を導入して説明しようとすると大概どっかで引っかかるようになってる。(たとえば、千昭が真琴にすべてを説明する場面で功介達が事故に遭ったことを告げる前にあえて「今のおまえは知らないだろうが」とつけてみたりとか)
まあ、あの説明であっているかどうか分からないですけど、私としてはひとまずこれでいいかなぁと思ってます。そのうちきちんとした解説が出てくるだろうし。