レイテ島地すべりのちょっとしたまとめ

で、話はかなり変わりますが、ニュースではぜんぜん取り上げられなくなってしまったけど、レイテ島地すべりって自分が思ってた以上にかなり大規模のようで。
レイテ島地すべりに関する地理情報
どうやら斜面の幅1km以上にわたって崩壊したらしい。ニュースで流れてた空撮映像だと比較対照となるものがないためいまいち規模が把握できなかったがこれって想像以上だ。ちなみに上記の国土地理院のページに掲載されていた崩壊地の源頭部の位置情報で(ひょっとしたら最新の衛星画像に置き換わってるかなと思って)Google Mapsを開いてみたんだけど、災害前のままでした。
レイテ島地すべり(Google Maps)
こういうとき、国内の代表的な崩壊地と規模を比較して…なんてことがさらっと書けるようになりたいなぁ。ちなみに日本三大崩れにあげられる稗田山の崩壊土砂量が1億立米程度。写真や地図からいくとそれに匹敵するような土砂が崩壊したんじゃないかなぁという感じがする。まあ素人の考えですけど。
で、ぐぐってみたら専門家の方が書かれている発生のメカニズムについてのわかりやすい解説のエントリーを見つけたのでリンク。
△▼△▼レイテ島地すべり;素因は断層群、誘因は大雨と直前の地震 | 明日への道しるべ@ジネット別館 - 楽天ブログ
断層が走っていてもともと脆い地質だったところに月平均の5倍くらいにあたる600mmの大雨が降ってきたということでしょうか。
とりあえず、何かやらなきゃ見たいな気持ちになっても、できることは関係団体に募金するくらいだが、思いもしないような膨大なものが動いているところを目の当たりにすると、それだけでいてもたってもいられないような不安な気持ちにさせられる。