はてなローンチでどうでしょう。

TiKaJYa!を作るに当たって、日本のWeb地図サービスのURLをひたすら集めるために人力検索使ってみた question:1152443193 
こういう質問って、はてなポイントのやり取りが有るからこそ出来ることだと思う。実際に渡したお金はそれこそ小さい子供のお小遣いにも満たない金額なのに、有るのと無いのとでは大きい。普通の掲示板でこんな質問投げたら多分怒られるだろう。地域通貨の話を以前聞いたこと有るが、こんな感じなのかもしれない。
で、ふと思ったのだが、この小額決済のノウハウや技術とか従来のはてなのサービスを組み合わせてWebアプリ等をベータ公開するための支援サービスをやってくれないだろうか。
具体的には、アプリのベータ公開を実施したい開発者が申し込むと、はてなグループ(ヘルプやリリースノート公開と内部のToDo管理用)と人力検索(バグや改善点を受け付ける用)がくっついたようなサービスが用意されて、開発者側からはアプリケーションに関する情報公開が、そのアプリケーションを使う側からはバグや改善点の報告が出来るようになっている(アプリケーション自体のホストは自分で用意する。)。で、開発者はそのバグや改善点の内容に応じ、人力検索みたいにはてなポイントを送ることが決められていて、それがインセンティブとなってある程度のテストユーザを最初から集めることが出来るようになるという感じである(現在の人力検索のレートでインセンティブがインセンティブとして本当に働くのかと言われるとちょっと分からない部分も歩けど)。
CGMとかフォークソノミーとか言われてるような種類のサービスを公開しようとすると最初からある程度のユーザがいてデータが蓄積されないとシステムが回らないみたいなところがあると思う。だからある程度使い込んでくれそうなユーザがすでにいて、そのユーザをおそらくはローコストで容易に確保できると言うのはかなりメリットがあるはずである。
立ち上げて間もないベンチャー企業はもとより、個人が趣味で開発するようなWebサービスでもアフィリエイト使ってるようなサービスだったら多少経費かけても良いと思う人は少なからずいるんじゃないか。はてな的にも新しいWebサービスの情報が一箇所に集まるというのはそれだけで価値があるような気がするし、どうでしょうか(って、誰に呼びかけてるんだ)。